小児循環器疾患とは子供の心臓病のことを指します。大きく分けて、生まれながらに心臓の中の壁に穴が開いている心房中隔欠損症や心室中隔欠損症などといった先天性心疾患と、川崎病や心筋炎、不整脈などの後天性心疾患があります。何れも、軽症で無治療のまま外来通院可能なものから、場合によっては入院を繰り返し、外科的治療が必要となる重症なものまであります。
相模原協同病院小児科では小児循環器外来を開設しており、各種画像検査、血液検査を用いた診療を行っております。また、高度な治療が必要な患者様は、北里大学病院小児科及び心臓血管外科と連携の上、適宜情報の共有、紹介を行っております。
当院では以前より北里大学病院小児科所属の小児循環器専門医による専門外来を行なって参りました(金曜・第1、3週)。2020年2月より小児循環器専門医が常勤となり、これまで以上に心疾患の精査ができるようになりました。今後も北里大学病院小児科医師による循環器外来診療は継続し、専門施設との連携を維持しながら地域医療の拡充を図っていきます。
平日及び第3土曜を除いた午前中の一般外来を受診いただき、循環器担当の外来予約を取得いたします。急を要する場合は当日の検査も可能ですが、検査室の混雑によってはお時間をいただく場合があります。
かかりつけのクリニックや学校などの健診に伴う精密検査も受け付けております。紹介状や精密検査依頼票などをお持ちでない場合、当院初回受診時に初診時保険外療養費(7700円)をご負担いただいております。
当院は、地域医療支援病院として、地域の医療機関と日ごろから連携体制を構築しています。診療において紹介患者さんを優先させていただいております。患者さんにおかれましては、この趣旨にご理解いただき、当院を受診される際には、かかりつけ医や他医療機関などからの紹介状をお持ちいただけるようお願い申し上げます。
診療科・部門のご案内
臨床研修医募集
看護師・助産師募集
求人情報