患者さんの治療のためには適切な診断が不可欠ですが、患者さんの体より採取された組織や細胞を顕微鏡で観察して診断を下すのが病理診断であり、しばしば最終診断として大きな役割を果たしています。
病理診断には以下のようなものがあります。
病理診断は主治医に報告され治療に生かされますが、病理医の存在はより良い医療を提供する病院として重要な指標となります。
当院におけるすべての組織診断、細胞診、病理解剖の診断を行っています。さまざまな診療科から提出される検体に対し、短期間で正確な報告を行うため幅広い知識が要求されます。また、外科系の手術材料が多岐にわたり、術中迅速診断も多く、臨床面において大きく貢献しています。
当院は聖マリアンナ医科大学の大学関連病院であり、診断困難症例は同診断病理学教室にてコンサルテーションを行い、豊富なスタッフとのディスカッションにより詳細な評価および正確な診断が可能となっています。
また、日本病理学会登録施設(第3091号)および日本細胞学会教育認定施設(第0037号)であり、教育施設として人体病理学や細胞診を研修するのに適し、一定の規模と研究・教育環境を備える施設として認定されています。
当院で行われる手術、生検、細胞診のすべての検体を迅速に診断しています。
風間 暁男
当院は、地域医療支援病院として、地域の医療機関と日ごろから連携体制を構築しています。診療において紹介患者さんを優先させていただいております。患者さんにおかれましては、この趣旨にご理解いただき、当院を受診される際には、かかりつけ医や他医療機関などからの紹介状をお持ちいただけるようお願い申し上げます。
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