子宮頸がんは、子宮の出口に近い部分にできるがんです。若い女性に多く見られ、日本では毎年約1万人が発症し、約3,000人が亡くなっています。子宮頸がんは主にヒトパピローマウイルス(HPV)の感染で発生します。HPVには200種類以上のタイプがあり、そのうち少なくとも15種類が子宮頸がんの原因となります。多くの女性が一度はHPVに感染しますが、ほとんどの人は自然に治癒し、一部ががんになることがあります。がんの発症を予防するためには、HPV感染を防ぐことが重要です。
HPVワクチンは、子宮頸がんの原因となる、ヒトパピローマウイルス(HPV)の感染を防ぐワクチンです。
HPVワクチンには、2価ワクチン(サーバリックス®)、4価ワクチン(ガーダシル®)、9価ワクチン(シルガード®9)の3種類あります。
一定の間隔をあけて、同じワクチンを合計2回または3回接種します。接種するワクチンや年齢によって、接種のタイミングや回数が異なります。どのワクチンを接種するかは、医師にご相談ください。
小学校6年生から高校1年生に相当する年齢の女性。
産婦人科外来にお問い合わせください。
HPVワクチン接種後には、接種部位の痛みや腫れ、赤みなどが起こることがあります。
まれですが、重い症状(重いアレルギー症状、神経系の症状など)が起こることがあります。
当院の子宮頸がんワクチン新規予約は、下記の時間に受け付けています。
月~金 | 12:00~14:00 |
土 | 9:00~12:00 |
連絡先:042-761-6020(代表)
当院は、地域医療支援病院として、地域の医療機関と日ごろから連携体制を構築しています。診療において紹介患者さんを優先させていただいております。患者さんにおかれましては、この趣旨にご理解いただき、当院を受診される際には、かかりつけ医や他医療機関などからの紹介状をお持ちいただけるようお願い申し上げます。
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