経口中絶薬(メフィーゴパック)は人工妊娠中絶の新たな選択肢として登場した、国内初の人工妊娠中絶薬です。
2023年4月に日本国内で認可されました。薬を処方した母体保護法指定医師の指示に従って、投与を受けることができます。日本では、おもに人工妊娠中絶手術が行われてきました。WHOは、経口中絶薬が真空吸引法と並び、女性の身体に負担のかからない安全な中絶方法のひとつとして推奨しています。
妊娠63日(9週0日)以下の方
135,000円+税 ※1剤目・2剤目(1泊入院費込み)
・子宮出血…一定期間は通常少量の出血は持続します。
・下腹部の痛み
・その他の副作用…吐き気、嘔吐、下痢、頭痛、めまい、ほてり、疲労感、乳房の痛みがあらわれることがあります。
まれに重大な副作用が発現することが知られています。
・重度の子宮出血(0.8%)
・感染症
・重度の皮膚障害
・脳梗塞、心筋梗塞、狭心症
・ショック、アナフィラキシー
・人口妊娠中絶が未達成で妊娠を継続した場合の先天異常
・子宮出血や下腹部痛があっても中絶に至ったとは限りませんので、
自己判断をせず必ず決められた診察を受けてください。
・異常時には産婦人科へご連絡ください。
・緊急時は速やかに来院できるようにしてください。
人工妊娠中絶は、母体保護法指定医師の先生が所属する医療機関でのみ実施が可能です。
母体保護法が定めている適応条件などがありますので、医師と十分に相談して下さい。
当院は、地域医療支援病院として、地域の医療機関と日ごろから連携体制を構築しています。診療において紹介患者さんを優先させていただいております。患者さんにおかれましては、この趣旨にご理解いただき、当院を受診される際には、かかりつけ医や他医療機関などからの紹介状をお持ちいただけるようお願い申し上げます。
診療科・部門のご案内
臨床研修医募集
看護師・助産師募集
求人情報