神奈川県は2014年1月に「未病を治すかながわ宣言」を発表し、2017年3月には新たに「かながわ未病改善宣言」にバージョンアップしています。未病とは健康状態の範囲ですが、病気に著しく近い状態を指し、体内のバランスが乱れている状態をいいます。未病を改善するために神奈川県は「食」「運動」「社会参加」の3つの取り組みを進めており、このうち「食」については「医食農同源の考え方で、バランスの良い食生活を送る取り組み」を掲げています。これを受け、JAが母体である当院は「医・食・農」に関わる取り組みを開始しました。また、当院は「地産地消」に取り組んでおりますので、JA相模原市の新鮮な地場野菜をふんだんに使い、美味しく食べて未病を治すことをコンセプトにしています。
薬膳や地産地消の理解を深め、健康の維持増進につなげていただきたいと思います。
“食”と“農”と“健康”の融合が薬膳ランチの会です。
薬膳ランチの会は講義と食事会の二部で構成されています。
講義のみでは理解しにくい部分に食事体験を加えることにより、より薬膳の知識を深めることができます。
季節の養生や五味のバランスを考えたお食事をご用意いたします。各食材の力を発揮するためには、食材の組み合わせ方が重要です。食べながら、組み合わせのルールや調理のポイントを学びましょう。ご自宅で実践できるよう、レシピもお配りしております。また、メニューは、栄養と健康だけではなく、季節の移ろいや日本古来の食文化なども感じとっていただけるよう工夫しております。食材はJAアサヒアグリの新鮮で安全な相模原の地場野菜をふんだんに使用しておりますので、安心してお召し上りいただけます。
H29/6/24実施
献立名赤字は地場野菜
■もろこし御飯
(とうもろこし)
■鯵のスパイシー南蛮漬け
(鯵、南瓜、ズッキーニ、ミニトマト、レンコン、ヤングコーン)
■ ゴーヤチャンプルー
(ゴーヤ、玉葱、押し豆腐、干しエビ)
■涼風炊き合わせ
(冬瓜、なす、おくら、しめじ、みょうが)
■ささみと胡瓜の和え物
(鶏ささみ、胡瓜、長葱、きくらげ、クコの実)
■ヨーグルト ブルーベリーソースかけ
(ブルーベリー、ペパーミント)
■清まし汁
(モロヘイヤ、ごぼう)
1食当たりの栄養量
エネルギー 577Kcal
コレステロール 56mg
食物繊維 8.7g
食塩 2.3g
《材料》 (2人分)
ここでは薬膳ランチの会に参加された皆様の声をご紹介させていただきます。
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