超音波装置を使用して体の内部を観察する検査です。
超音波検査は放射線による被ばくの心配がなく、繰り返し行うことができます。また、リアルタイムで観察できる点がCTやMRIにない特徴です。
当院の検査技師は、日本超音波検査学会認定の資格をほとんどの者が取得しています。
検査対象となる部位は腹部領域、表在領域(乳腺・甲状腺など)、血管領域(頸動脈・下肢動静脈)などです。
臓器の大きさやしこりの有無、炎症所見の有無などを評価します。
検査の部位により検査時間は異なります。(腹部などは15分ほど、下肢動静脈では30分~45分ほどかかることもあります。)
腹部領域の場合には、必要に応じて食事を控えたり、尿を貯めた状態で検査を行ったりすることがあるため、各診療科の医師の指示に従うようお願いします。
心臓専用の超音波装置を用いて、心臓の大きさや弁の状態、血液の流れを調べる検査です。
検査時間は20~30分程かかります。予約時間までにお越しください。
小児の場合は鎮静化で行うこともあり、その場合は予約時間より1時間ほど早く来院する必要もあるので医師の指示に従うようお願いします。
原則、予約検査になっております。
医師の指示により、当日予約枠外で検査を受けられる方は待ち時間が長くなる場合がありますが、ご了承ください。
心臓が動くように刺激電動系という電気の流れが存在しています。
その電気を両手足首・胸部につけた電極で記録し、不整脈や心筋梗塞などを調べることができます。
通常ではベッド上安静時に記録します。必要時には階段昇降、ベルトコンベアーの上を走るトレッドミルなど運動負荷をかけて詳しく検査をする場合もあります。
検査を受ける際には、ストッキングなどは避けるようお願いします。
小型軽量の装置を身につけて、日常生活中の長時間の心電図を記録し、解析する検査です。長時間記録することで短時間の検査ではとらえられない心電図の変化を見つけることができます。
両手足に血圧計を巻き、手首に心電図のクリップ、胸に心音を拾うマイクをつけ検査します。 検査時間は10分ほどで動脈硬化の程度や大きな血管の詰まり具合を調べる検査です。
血管内皮機能を評価する検査です。血管内皮機能は動脈硬化の早期段階で低下しますが、運動療法などの生活改善やリハビリ等により改善する為、早期動脈硬化性変化の有無や、運動療法などの効果判定に利用されます。
検査は仰向けの状態で30分ほど安静ののち検査開始となり、腕に圧負荷を5分ほどかけて圧迫前後の血管系の変化を超音波で計測します。
圧迫の際に痺れる感じが見られるかもしれません。(一時的な感覚の為、しばらくすると痺れはなおります。)検査中辛ければお知らせ下さい。いつでも検査は中止できます。
測定装置のマウスピースをくわえて呼吸し、肺の機能を調べる検査です。
特殊肺機能検査では、一定濃度のガスを吸い、濃度変化を分析することで、詳しい肺の機能を評価します。
当院で行っている検査項目は以下の通りです。
肺活量・努力性肺活量・機能的残気量・肺拡散能力・気管支拡張負荷試験・呼気NO検査
頭皮につけた電極で脳の活動電位を捉えることで、てんかんや脳機能障害の有無について評価します。
20個ほどの電極を頭全体につけ、開閉眼や光刺激(目の前がちかちか光ります)、過呼吸負荷(深呼吸を3分ほど)を行いながら記録していきます。
検査時間は入室から退室までで1時間ほどです。
原則、予約検査になっておりますので予約時間までにお越しください。
また、医師の指示により鎮静下で検査を行うこともあります。その場合は、予約時間の1時間前にお越しください。
四肢のしびれや脱力を呈する等の末梢神経障害が疑われる場合に行われる検査です。
当院では主に四肢のしびれの原因や、糖尿病性の神経障害の有無を判定しています。
検査では電気刺激を行いますので、輪ゴムで弾かれた様な痛みを伴います。
四肢の検査を行いますので、着替えやすい服装でお越し下さい。
当院は、地域医療支援病院として、地域の医療機関と日ごろから連携体制を構築しています。診療において紹介患者さんを優先させていただいております。患者さんにおかれましては、この趣旨にご理解いただき、当院を受診される際には、かかりつけ医や他医療機関などからの紹介状をお持ちいただけるようお願い申し上げます。
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