血液浄化センター部門は、血液浄化センターにて血液透析をはじめとした血液浄化療法を必要とする患者さんに対応しています。主に透析導入や、他院での維持透析困難、手術・検査目的、バスキュラーアクセス不全、バスキュラーカテーテル挿入依頼の際の維持透析の受け入れを行っています。
バスキュラーアクセス手術室をセンター内に設置し、バスキュラーカテーテルの挿入・抜去を行っています。陰圧個室も保有しており、陰圧個室管理が必要な患者さんに対応しています。
急性期の重症患者さんの受け入れも多く、ICU・HCUなどの集中治療室で管理している患者さんにも対応しています。導入期・急性期・維持期の患者さんを同時に対応していく高度な技術・スキルが求められる部門です。
血液透析(HD)・血液透析濾過(HDF)を中心に行い、オンライン血液透析濾過(OHDF)も行っています。また、救急病棟・感染病棟・ICU・HCUなどの出張透析にも対応しています。
ベッド数は31床、月水金は夜間透析、火木土は時差透析として2クール行っています。透析用監視装置や透析関連装置に関しても、自分たちが行える範囲のメンテナンスを行っています。
臨床において、安心・安全に患者さんが透析を受けられることを心がけて業務に臨んでいます。また、バスキュラーアクセス管理やバスキュラーカテーテル管理にも積極的に取り組み、チーム医療の一員として担っています。
外来透析 | 5433件 |
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入院透析 | 2832件 |
夜間透析 | 987件 |
トータル | 9302件 |
透析新規導入 | 約90件 |
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他院透析患者受入 | 458件 |
透析新規導入 | 約90件 | 他院透析患者受入 | 458件 |
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血液浄化センターで行える範囲であれば、急性期の重症患者さんの間歇的血液浄化療法(IBP)やPMX-DHP(エンドトキシン吸着)、血漿交換(PE)なども対応しています。そして、潰瘍性大腸炎(UC)の治療法の一つである顆粒球吸着除去療法(GMA)や、難治性腹水の治療法の一つである腹水濾過濃縮再静注法(CART)も各科の依頼を受けて血液浄化センター内で行っています。またCLTI(包括的高度慢性下肢虚血)の治療法の一つである吸着式血液浄化器「レオカーナ」を用いた吸着式潰瘍治療法にも対応しています。
件数 | |
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GMA | 25件 |
CART | 21件 |
レオカーナ | 4件 |
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