業務内容は、
病院では様々な医療機器を取り扱っています。臨床工学室では、それらの機器(輸液ポンプ・シリンジポンプ・ネブライザー・パルスオキシメータ・生体情報モニタ・分娩監視装置・経腸栄養ポンプ・除細動器・AED・人工呼吸器・保育器・持続的緩徐式血液浄化装置等)を機器管理ソフト(Me-ARC)にて管理し、機器の清拭・貸出管理・使用状況の把握・保守点検・修理・部品管理・メーカーへの修理依頼などを行っています。
院内ラウンド時は病棟を巡回するため、医療機器の日常点検や機械の使用状況のチェックも行い安全管理に努めています。また、機器の購入・保守点検・廃棄を計画し、安全性の向上・確保に努め、新規機器の選定も行っています。
院内では数多くの機械があるため、看護師等を対象に取扱いについての勉強会も行っています。使用状況を把握し、現場の状況に素早く対応できるようにしています。
ラウンド件数 | |
---|---|
保育器 | 263件 |
除細動器・AED | 6987件 |
Dr Car | 362件 |
総点件数 | 院内修理 | 院外修理 | |
---|---|---|---|
輸血・経腸栄養ポンプ | 5609件 | 36件 | 112件 |
シリンジ・PCAポンプ | 2399件 | 31件 | 6件 |
ネブライザー | 547件 | 207件 | 1件 |
人工呼吸器 | 588件 | 3件 | 23件 |
パルスオキシメータ | 587件 | 25件 | 1件 |
保育器 | 147件 | 5件 | 3件 |
件数 | |
---|---|
勉強会講師件数 | 14件 |
生命維持管理装置のひとつである人工呼吸器は、呼吸が停止し、十分にできない患者様に使用して、呼吸を補助または代行する装置です。
臨床工学室では、人工呼吸器の貸出・返却・点検業務を行っています。人工呼吸器使用中は病棟を巡回し1日1回以上の使用中点検実施や、装着・搬送・設定に関する臨床サポート業務・SBT、人工呼吸器回路交換等も行っています。
また、看護師や研修医等を対象に人工呼吸器の基礎や実技などの勉強会を行い、安全性の向上に努めています。
院内の呼吸ケアチーム(RST)にも参加し、医師・看護師・理学療法士・歯科衛生士・事務と共に定期的に巡回しています。呼吸管理についてそれぞれの立場から意見を交わし、よりよい呼吸管理ができるよう活動に携わっています。現在は月平均約23件の呼吸ケアチームのラウンドを行っています。
件数 | |
---|---|
人工呼吸器ラウンド | 2753件 |
人工呼吸器終業点検 | 536件 |
在宅人工呼吸器 (月/1回訪問) |
11件 |
RSTラウンド件数 | 181件 |
呼吸治療サポート業務 (装着・設定・変更点) |
284件 |
急性血液浄化業務では急性腎不全・重症膵炎・劇症肝炎・敗血症等の患者様に対し、ICU・HCU・EWなどのベッドサイドにて持続的血液濾過透析(CHDF)・エンドトキシン吸着・血漿交換・血液透析(HD)などを行っています。当院は365日24時間、オーダーから1時間以内で対応できる体制をとっています。
業務内容としては、治療の準備・開始・治療中のチェック・終了(返血)までの一連の操作を行っています。重症の患者様が多いので、治療について医師や看護師と連携し、話し合いながら治療を行っています。また、機器管理業務の一環として装置の定期点検も行っています。
人数 | 件数 | ||
---|---|---|---|
CRRT施工人数 | 93人 | CRRT施工件数 | 396件 |
ET吸着施工人数 | 21人 | ET吸着施工件数 | 35件 |
PE施工人数 | 1人 | PE施工件数 | 3件 |
ドクターカー(はやぶさ)搭載医療機器を管理しています。搭載機器は閉鎖式保育器、人工呼吸器、吸引器、輸液ポンプ、シリンジポンプ、パルスオキシメータ、簡易患者監視装置、除細動器、簡易型エコー等です。現在は小児領域で使用していますが、将来は成人(循環器領域)の運用も考慮し設計されています。
総点件数 | 院内修理 | |
---|---|---|
医療ガス設備メーカ定期点検 | 4回/3ヶ月 | 0件 |
日常警備表示盤/ アウトレット修理 |
72件/年 | 3件 |
診療科・部門のご案内
臨床研修医募集
看護師・助産師募集
求人情報